速さをお金で買いがち。
Amazonプライムデーを物色していたら、前々から気になっていた「Thunderbolt 3に対応した、NVMe M.2 SSDケース」がセールになっていました。横文字が長いですが、要するに超爆速な外付けSSDを自作できるアイテムです。
今は終了しちゃってますがタイムセールで約4,000円オフとかなりお安くなっていたうえ、中に入れるSSDもセールになっていた(何気にネット最安っぽい)ことから、セットでポチってしまいました。
結果、2万9000円弱でMacBook Proの内蔵SSDに迫るスピードの1TB外付けストレージが手に入りました。
(セット購入すれば同じように使えるはずですが、製品の性質上、試される際は自己責任でお願いいたします。また有効活用するためには、使っているPCにThunderbolt 3端子が搭載されている必要があります。最近のMacBookはとりあえずついてます)
ケースの中にSSDをセットするだけ
作るといってもやることは、ネジを回してYottamasterのケースを開け、基板を取り出し、一緒に買ったNVMe M.2 SSDをセットしてそっ閉じするだけ。これで通常はPCのマザーボードに挿すNVMe M.2 SSDを外付けSSDとして使えます。
さっそく速度チェック、読み書きともに2000MB/sほど出ます。よくあるUSB-C SSDは500MB/sくらいなのでめちゃめちゃ速い。
NVMe M.2 SSDの速度を生かす、超高速通信規格「Thunderbolt 3」でMacBook Proと接続できるからです(ケーブルも付属)。まだベンチマークしただけですが、とりあえずすごい気持ちいいです。すでにけっこう満足してます。
今後は、編集するRAW写真や動画を入れて快適に作業させてもらう予定です。
発熱がけっこうスゴい。保証はなし
放熱に向いた構造(総金属製で凹凸が多く表面積が最大化されている)で工作精度も高いケースですが、使用時にはだいぶ熱くなります。
今のところ未確認ですが、熱ダレでパフォーマンスが下がるとかあるかもしれませんし、データが消えるなどしても保証はしてもらえません。自己責任なやつです。ちなみに自分はこのSSDをデータの最終保管先と考えていない(=別のストレージに二重保存する)ので、即壊れさえしなければ何があってもまぁOK。
自分が買ったケースはタイムセールが終わってだいぶお高くなってしまいました。もし今買うなら、同じYottamaster製でお安めのコレにするでしょう。他メーカーからより安い製品も出てますが、激しい発熱を考えると「そこそこの値段でも放熱を意識してる製品」を選びたいですね。
めんどくさいしちゃんとしたメーカー製の完成品がいいなぁと思った方は、安心と信頼のストレージメーカー・サムスンが出しているこちらの製品がよいかと。
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