働く人のためのモバイルPCにニューフェイス登場。「レッツノートSR」はコンパクトでパワフルでシンプルかっこいい

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  • author 三浦一紀
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働く人のためのモバイルPCにニューフェイス登場。「レッツノートSR」はコンパクトでパワフルでシンプルかっこいい
Photo: 三浦一紀

セキュリティも充実。

ビジネスパーソンの相棒として人気のあるモバイルノートPCといえば、パナソニックのLet's Noteシリーズです。13インチ未満のディスプレイを搭載したノートPCでは、61%のシェアを誇るというのですから、その人気っぷりがわかろうというもの。僕もかつては愛用していました。

何がいいって、軽いんですよね。見た目は極薄ってわけじゃないんですけど、本体重量は1kgを大幅に切ったものが多く、あちこち飛び回って仕事をする人にとっては、この軽さは魅力的。

そして堅牢性の高さ。耐衝撃性能はもちろん、耐圧性能も高く、かつては開発者が満員電車に持ち込んでその性能をチェック。まさに現場主義。

そんなLet's Noteに新しいシリーズが登場しました。「Let's Note SR」です。

12インチだけどパワフル!

まずは基本スペックをご紹介。ディスプレイは12.4インチ。解像度は1,920×1,200ピクセル。そう、比率が3:2なんです! フルHDよりもちょっと縦が長い画面、これ使いやすいんですよ。

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左がLet's Note SRに搭載の新型ファン

CPUは第12世代のCore i5またはi7が選べます。また、CPU性能を最大限に引き出すために新型の冷却ファンを搭載。従来よりも風量が約10%アップしており、効率よくCPUを冷却します。

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このキーボード、打ちやすいんです

キーボードは、誤入力を減らす独自の「リーフキーボード」、そして大型化された丸形のタッチパッド「ホイールパッド」も健在。これでこそLet's Note。

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バッテリーは標準パックも軽量パックも大きさは一緒で重量が異なる

そして、バッテリーは着脱式。そう、自分で交換できるんです! 標準では標準パックが付属しますが、より軽い軽量パックも用意されています(直販モデルなどでは2つとも付いてくる場合もあり)。バッテリーが交換できるっていうだけで、なんだか頼もしく感じます。昔のノートPCって、バッテリー交換できるの普通だったのになぁ。

ちなみに、Web直販および法人向けモデルでは、バッテリー交換時期をお知らせしてくれ、その上交換バッテリーの申し込みまでを行なってくれる「バッテリーライフサイクルNAVI」という機能もあります。親切。

フットプリントがA4よりも小さい!

Let's Noteといえば、やはり小型軽量さでしょう。もちろんLet's Note SRもその点は抜かりありません。

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下に敷いてあるのがA4サイズのクリアファイル

まず大きさ。フットプリントはA4サイズ以下の約208.9×約273.2mm。ボディ厚は19.9mm。女性用の小さめのバッグにもすっぽり入ります。バッグへの出し入れしやすさって重要ですよね。

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ほんとに入るのかなと思っていたらすんなり入った

本体重量は、Sサイズのバッテリーを装着した場合は859g。手に持ったとき思わず「かるっ!」と言ってしまうくらい軽いんですよ。この軽さを体感してしまうと、もう離れられなくなりそうです。

豊富なポート類搭載で変換アダプターいらず

ビジネス向けのモバイルPCといえば、豊富なポート類ですよね。もちろんLet's Note SRにもこれでもかっていうくらいポートがあります。

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左側面にはRGB端子、USB-A×2、SDカードスロット。

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右側面にはHDMI端子、USB-C×2、USB-A×1、有線LAN。USB系だけで5つもあるんですよ。何挿そうか迷っちゃう!

そうそう、本体の充電は専用アダプターはもちろん、USB-CでもOK。モバイルバッテリーからの充電もできるので安心です。

ボンネットデザインがよりシンプルに

デザイン面はこれまでのLet's Noteと少し変わっています。Let's Noteといえば、天板のボンネットデザインが印象的。あれを見るといかにもタフそうだと感じるくらいには、僕の頭に刷り込まれています。

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こちらは別シリーズの天板。ボンネットデザインといえばこれ


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Let's Note SRの天板。ボンネットデザインではあるが凹凸の少ないシンプルなデザインに


そのボンネットデザインがとてもシンプルになっています。天板の凹凸が限りなくフラットになっており、マグネシウムと樹脂の部分の切り返しもなくなってすっきり。

でも、堅牢性は従来のLet's Note並みなんです。その秘密はリブの構造

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天板の裏側を見てみると、表面のラインが薄くなっていく部分の裏側のリブが補強されているのがわかります。つまり、表から見るとリブが消えているように見えても、裏側でしっかり強度を保っているということ。よく考えられていますね。

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天板上部の切り返しがないが…


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実はマグネシウムと樹脂を一体成形している


また、無線LANのアンテナなどを格納するために、ディスプレイ上部側はマグネシウムではなく樹脂素材を使うため、その部分がセパレートされたデザインを採用していましたが、Let's Note SRでは、マグネシウムと樹脂を一体成形することでつなぎ目をなくしています。これがすっきりとしたデザインの秘密なんです。

ただタフなだけではなく、あらゆるシーンに溶け込むシンプルさを追求したデザイン。オフィスだけではなく、家やカフェなど、あらゆるところで仕事をする時代ですから、こういうデザインはいいですね。

背後からののぞき見を監視

オフィスだけではなく、カフェやコワーキングスペースなど、不特定多数の人がいる場所で作業をすることも増えています。

そんなときに気になるのが、セキュリティの問題。誰かにノートPCの画面をのぞき見されていないか、ちょっと席を離れた隙に画面を見られないか。そう思うと、カフェで仕事なんてできなくなります。

そこでパナソニックは、Let's Note SRにAIセンサーを使ったセキュリティサポート機能を搭載しました。

ディスプレイ上部に搭載されたIRカメラで利用者の顔を認識し、離席をすると1〜6秒の間に自動的にロック。そして着席すると自動的に起動します。これはWindows Halloの顔認証を利用しているので、PC操作不要です。

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背後から利用者以外の人が画面を見つめていると、画面上にポップアップが表示される(○で囲んだ部分)


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覗かれたと認識されると画面をぼかして見えないようにすることも可能


そして、のぞき見注意機能。これは、利用者以外の人が背後などから画面を一定時間(3秒くらい)見ていると、PCが認識して画面上にポップアップを表示してくれます。また、画面をぼかして見えなくするということも可能です。

働き方が多様化した現在、こういう機能は重要ですよね。パナソニックがいかに働く人のことを考えているのかがうかがえます。

Web限定のカラバリも。お値段30万300円から

こちら、11月11日から個人向けのモデルを店頭発売予定。お値段は30万300円からとなっています。

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なお、パナソニックの公式サイト「パナソニックストアプラス」では、限定のカラーバリエーションもありますので、お気に入りのカラーが欲しい場合はチェックしてみましょう。

それにしても、Let's Noteすごく魅力的です。以前は「軽くて丈夫」という印象だったんですが、今回は「軽くて丈夫でかっこいい」という印象に。これってもう、無敵じゃない?

Source: パナソニック

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