Bixbyラボ的な存在なのかな?
今年の10月に音声AIアシスタントBixbyの2.0へのアップデートを発表したばかりのSamsung(サムスン)。Bixby 2.0へのアップデートは、冷蔵庫やTV、スプリンクラーシステムまで、身の回りのあらゆる電化製品にBixbyを搭載するための布石といった印象でした。そんなSamsungですが、「人工知能研究所(Artificial Intelligence Research Center)」という名の研究機関を設置することを発表したようですよ!
Reutersによると、この機関はSamsungのメイン事業である3つのセグメントのうち、IT & モバイルコミュニケーションズ事業部門とコンシューマーエレクトロニクス事業部門の合同で計画されています。今後の市場の変化にいち早く対応するために施設を作るようです。
コンシューマーエレクトロニクス事業部門といえば、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、いわゆる一般向け家電製品を取り扱っている部門。Bixbyの幅広い展開を意識した施設であるということがなんとなく想像できそうですね!
「人工知能研究所」という名前だけでも、未来感が尋常じゃないこの施設。なお、具体的な設置拠点や時期はまだ明らかになっていません。
GoogleアシスタントやAlexa、Siriのような音声AIアシスタントと比べると、まだそれほど浸透している印象のないBixby。今後の動向がすごく気になります。SamsungからBixby搭載のスマートスピーカーが登場するという話もあったりと、今後ますます人工知能に力を注いでいくつもりなのでしょう。
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Source: Reuters via 9to5Google
(Doga)