洗顔後に｢布タオル｣を使うのが、ストレスでした。顔への摩擦や、タオルの繊維がついてしまうのが気になるし、肌が強くはないので雑菌も心配だったんです。そんな悩みが、あるアイテムを取り入れたことで、まるっと解決しました。
コットン100％の使い捨てタオル
それは、立ち寄った薬局で出合ったリリーベルの｢コスメティックタオル（100枚入り）｣（税込550円/Amazon価格）です。
商品パッケージには｢敏感なお肌の方へ洗顔後のタオル代わりに｣とキャッチコピーが書いてありました。なんでも、天然コットン100％を水の力で編み上げた、顔に繊維が残りにくいコットンシートなのだとか。
布タオルと同じく、コットンもすぐにモロモロと繊維が出てきてしまうイメージですが、水の力で編み上げると違うのかな……？ 気になり試してみたら、なんと1枚5役のスグレモノでした。
洗顔後に使う
ティッシュのように引き抜いて使いますが、 高級ティッシュほどなめらかではないものの、いわゆるティッシュやコットンのような乾燥した手触りとは違います。乾いてはいますが、モチッとした、潤いすら感じる不思議な肌触り。
あえてグイッとひっぱってみても、破れる気配なし。もちろん、繊維が出てくることもありません。
コレを顔に当てると、やさしく肌に触れる感触。たとえばキッチンペーパーなどよりも、ずっともっと柔らかでやさしいです。拭くというよりも、シートを肌に当てるだけで水気が取れます。
だから摩擦もなければ、繊維残りもなし。なんといっても、使い捨てなので、雑菌の心配もなくなります。たった一度使っただけでこの魅力にハマってしまう、文句なしの使い心地です。
アレンジで使い方が広がる
洗顔後のタオルとして｢使い捨て｣るのは、ちょっぴり罪悪感があるため、さまざまな活用をしてみました。
1）濡れていない面で、パッティング
水分を拭き取ったあと、濡れていない面を表にして4〜8つ折りにします。ここに、いつもの化粧水を適量しめらせて、洗顔後の保湿をしていきます。
わたしはめんどくさがり屋なので、わりと手のひらに化粧水をエイ！と出し、じゃばっと顔に塗ることも少なくないのですが、このコットンは、一般的なコットンや手に出して使うよりも、少量の化粧水でパッティングできる気がします。
また、この独特のやさしい肌触りが、パッティング時にも心地良いんです。自然とパッティングする癖がつきました。
2）朝洗顔のあとの｢拭き取り｣も
汗をかく夏の朝は、洗顔後に｢拭き取り化粧水｣を使うことが増えます。古い角質や、寝ている間についたホコリなど、目に見えない汚れをとるためです。保湿するときと同じ要領で折って、顎から上に、肌を引き上げるように、やさしく拭き取っていきます。
キレイにホコリがとれただけでなく、大判だから、小さいコットンを使うよりも一度で広範囲を拭き取れて効率がいいです。
3）気になる箇所の｢部分パック｣も
パッティングで保湿したあとは、そこに化粧水を追加。拭き取りに使用した際は、汚れていない面を前に出して、そこに化粧水を。こうすることで、部分的に保湿できるミニパックが完成します。
頬や鼻、おでこなど、特に日焼けや乾燥が気になる箇所を、気軽にケアできます。
首のうしろや、保湿が大切な脱毛後の手足など、広範囲を保湿できるのも便利なポイントです。
4)掃除やクレンジングにも
そのほか、さまざまな使い方ができます。濡らしても破れないので、洗顔後の顔をふいたあとに、洗面所などの水まわりの掃除に使うのもアリ。
また、濃いめのメイクをした際に、クレンジングオイルを染みこませて、オイルパックでオフするなんて方法も。
幅広く使えるのにかさばらないから、旅先などへも持っていきやすいです。
罪悪感なく、肌にやさしい暮らしがスタートできる｢進化版タオル｣。｢布タオル｣にストレスを感じている方のみならず、洗顔時の癒しにもなり得るので、一度試す価値アリ！です。
