一粒で七度おいしいロボット!
昔から自作して操作する電子工作ロボ。最近はスマートフォンで操作したり、任意の挙動をプログラミングできるほどハイテク化しています。
ただ作って動かすだけではなく、将来の理数系を育てるSTEM教育の教材的な役割りもあるんですよね。
お好みで走るし歩くロボ
香港のUBTECHが作っているのは、モジュラー式で7形態のトランスフォームができる「UGOTロボット・キット」。
車輪や脚の組み合わせで、4脚歩行の犬型やクモ型、4輪車型だけでなく、セグウェイのように2輪でバランスを取りながら走るタイプも楽しめます。
核となるユニットはAI内蔵で、カメラや赤外線センサー、光の反射を計測するToFセンサー、範囲センサーなどを使ってQRコードのようなタグを読んだり、スマホに生映像を送ったり、人物の動きやポーズの検知、顔認証が可能です。
ChatGPI入ってる
スマホを使ってラジコンカーのように操縦するのも楽しいですが、AIチャットボット「ChatGPI」で音声認識や会話もでき、質問に答えてくれるなど、無限の可能性が広がっています。
また自作のプログラムは、ネット上のコミュニティーで共有することもできちゃいます。
近々10形態になりそう
ドローン型、ボート型、二足歩行型のモジュラーも開発中とのことで、それらの登場も楽しみです。
モジュラー交換で陸海空が制覇できるロボ、大人も子供も楽しめますね。
展示会での様子
8月に北京で行われた「World Robot Conference 2023」では、このようなデモが見られました。
81万人を超える来場者があったというので、いい宣伝になったことでしょうね。
欲しい方はクラウド・ファンディングにて、フルセットが約8万円で出資できます。執筆時は542人から4,800万円超が集まるほど大人気でした。
こりゃ皆欲しがりますよねぇ。
Source: YouTube (1, 2, 3) , 2023世界机器人大会, KICKSTARTER, UBTECH via NEW ATLAS