もうタブレットはいらないかも? いや、ノートPCを持ち歩かなくてもいいかも?
Galaxy Unpackedで大画面でマルチタスクも得意、S Penもついている「Galaxy Z Fold5」が発表されました。8月11日に発売、お値段は1,799ドル(約25万円)です。
一見、Galaxy Z Fold4から大きく変わったようには見えませんが、なかなかのアップデートモデルとなっていますよ。
SoCは最新世代の8 Gen 2を採用
Galaxy Z Fold5は、前世代と比較して性能が大幅にアップしたSnapdragon 8 Gen2を採用しています。CPUは18%、GPUは32%、NPU(AI処理ユニット)も25%高速化しました。
また冷却機構のベイパーチャンバーは38%拡大。効率よく熱を排出できる構造となっています。マルチタスクで複数のアプリを使いまくっても大丈夫。生産性が高そうです。
メモリは12GBで従来どおり。ストレージは256GB、512GB、1TBが選べます。
バッテリー容量は4,400mAhだから、これも従来どおりかな。
カメラは従来どおりの仕様かも
メインカメラは広角が光学ブレ補正つき5000万画素 F1.8、超広角が1200万画素 F2.2、望遠が光学ブレ補正つき1000万画素 F2.4。インカメラ400万画素 F1.8。カバーカメラが1000万画素 F2.2となっています。
これはGalaxy Z Fold 4と同じかもしれません。
画面は明るく見やすくなりました
メインディスプレイが7.6インチ。サブディスプレイが6.2インチ。これはGalaxy Z Fold 4と同じ。解像度も2176 x 1812ピクセル+2316 x 904ピクセルと同じスペックです。パネルもDynamic AMOLED 2X(有機EL)ですね。
でも明るさが違う。最大輝度が1,300nitsから1,750nitsにアップ。真夏の強い日差しの下でも画面が見やすくなったはず。
軽くて薄くなったボディ
重さは253g。前モデルより10gのダイエットを達成。折りたたんだときの厚みは13.4mm。こちらも2.4mmほどスリムになりました。
どんな理由で薄くなったんだろうと思ったら、折りたたんだときの隙間がなくなったんです。部品の精度の高さがうかがえる!
S ペン Fold Editionも小サイズ化
Galaxy Z Fold 4のS ペン Fold Editionは横幅が7.7mmでした。それに対して今回のS ペン Fold Editionは横幅が4.35mmです。56%もスリムになったんですね。
従来モデルの良いところはそのまま継承し、高速化・薄型化・軽量化で使いやすさをアップ。やるじゃないですか、Galaxy Z Fold5。
※日本での正式販売価格や発売日は未定