西暦3000年のコーラはどんな味? AIが創造した「Coca-Cola Y3000」

  • author 岡本玄介
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西暦3000年のコーラはどんな味? AIが創造した「Coca-Cola Y3000」
Image: Coca-Cola

AIが考えた977年後のコーラはどんな味?

人工知能の急激な発展により、最近はテニスラケットお茶のパッケージなど、日常のいろんなアイテムがAIでデザインされつつあります。

炭酸飲料で歴史の長いコカ・コーラでは、AIの力を借りて「未来の味」が調合されました。

977年後の味

それが西暦3000年の味を創造した限定発売の「Coca-Cola Y3000」。

コーラのファンが望む未来のコーラの味がどんなものか?というテーマで、人間とAIが共同開発したのだそうです。

デザインもAI製

西暦3000年にもコカ・コーラが存続していることを願い、その時点での味を作ったのだそうな。

同時発売で砂糖を使っていない「Zero Sugar Y3000」はこんなデザインになっています。ロゴやテキストが白黒反転していますね。

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Image: Coca-Cola

当然ながら、商品デザインもAIの協力を得て作られています。

変化する液体と進化する状態が、形と色を通じてポジティヴな未来を強調する様子が表現されているんですって。未来を感じさせる淡い色遣いドットの集合が人と未来の地球との繋がりを表しています。

遠い未来すぎて想像できない

flavor Coca-Cola」と説明があるので、何らかの味が付いたコーラなのですが…それが西暦3000年の味ってことなのです。

原材料は炭酸水、異性化糖、カラメル色素、天然フレーバー、リン酸、カフェインとありますが、まったくもって想像がつきません。無色透明版コーラの「タブクリア」みたいな味とか?

Y3000 AIで日常風景をアップデート

発売は北米とカナダ、中国と欧州とアフリカのみ。今のところ日本で試せる機会はないもよう。

ですが、キャンペーンとして、写真を未来的にするAI画像生成サービスが開始されています。まずはこちらのQRコードを読み込んでみましょう。

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Image: Coca-Cola

生年月日を入力し文章をスクロールして同意のチェックを入れ、カメラへのアクセスを許可します。すると撮影した写真が、数秒の後に未来的なイメージとしてAI生成されます。

ウニのような壁掛け時計が金属的になったり、犬のぬいぐるみがリアルになったり、面白いのでいろんなものを撮ってみましょう。

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Image: Coca-Cola

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https://www.gizmodo.jp/2020/04/3d-printing-foods-with-complex-designs.html

Source: X, Coca-Cola (1, 2) via HYPEBEAST